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大堤防
オランダの大堤防 
     

   12人の「地球はともだち・チャリティカレンダー展」53人の「環境ポスター展」2011
   今年は会場の収益とカレンダーを東北三県の市に寄付しました。

『ル・アーヴルの靴みがき』フィンランドのアキ・カウリスマキ監督。
ハードボイルド的な導入部がわくわくさせる。が、やさしさと機転とがあふれる心温まる市井の人々の物語。漂着したコンテナから逃げた少年と靴みがきの老人との出会。街の人々の善意であぶない場面を切り抜け必死になる老人。妻は医者から余命を言い渡されたことを隠している。少年を追い詰める警視が『ロンドンから来た男』の刑事を思い出させる。
劇場を出るときいい気分になれる作品です。

『さよならをもう一度』 1961年公開。イングリッド・バーグマンが中年にさしかかった哀しさと美しさを存分に発揮し、イヴ・モンタンがダンディで渋い演技を見せる。57年「サイコ」ではまり役だったアンソニー・パーキンスががらりと変わったぼんぼん青年を演じ大人の恋が始まる。
原作はフランソワーズ・サガン「ブラームスはお好き」。挿入されるブラームスの第三番が胸を締め付けてくる。またこの曲をダンス音楽に、ジャズボーカルにと様々にアレンジしてたまらなく盛り上げてくる。映画界が斜陽に向かいだした古き良き時代の佳作。みゆき座で。
サガンの「悲しみよこんにちは」、ソウル・バスのタイトルデザインがよかった。

『ヒューゴの不思議な発明』 いきなりファンタジーの世界に引き込まれる。駅の時計台に住んでいる少年。大きな歯車、振り子、その中に父が残した不思議な魅力の機械人形。この人形に導かれてハートの鍵を持った少女イザベルと冒険の旅に出る。劇中、映画を発明したリュミエール兄弟の「ラ・シオタ駅への列車の到着」を観ている観客が一斉に汽車を避けるほほえましいカットが入ったりする。主役のヒューゴ少年は「縞模様のパジャマの少年」の少年だった。
こういう映画は男(の子)の方が夢中になるかもしれない。「ポーラーエクスプレス」のように。